11月に入りようやく秋らしい気温になり、読書の秋を感じられる季節が到来しました。
この「読書の秋」という表現は、中国の漢詩を夏目漱石が引用したことから定着したといわれています。
本日は秋の風を感じながらリラックスして楽しめる、おすすめの書籍をサクッと5冊ご紹介します。おうち時間を充実させたい方にもぴったりな選書です!
もくじ
・博士の愛した数式(新潮社)
・なぜ働いていると本が読めなくなるのか(集英社)
・めちゃくちゃわかるよ!印象派(ダイヤモンド社)
・20代で得た知見 (KADOKAWA)
・愛するということ(紀伊國屋書店)
博士の愛した数式
出版社:新潮社
著者:小川洋子
ISBN-13:978-4101215235
80分しか記憶が続かない数学者、家政婦、その息子がおりなす悲しく、しかし心温まる有名な文学作品です。過去には映画化もされ、タイトルは聞いたことある……!という方も多いのではないでしょうか。
登場人物が少ないため非常に読みやすく、普段読書をしない方にもおすすめできます。
秋の夜長、寝る前のおともにいかがでしょうか!
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なぜ働いていると本が読めなくなるのか
出版社:集英社
著者:三宅香帆
ISBN-13:978-4087213126
本が読めなくなってしまった理由を本で知るという……!
数ある新書の中でも話題になっていたこの本ですが、内容は近代の読書の歴史という部分から始まります。
スマートフォンを常日頃身に着け、熱中してしまう私自身にとっても耳が痛いですが、是非一度スマホからは距離を置き、なぜを追求してみるのも良いかもしれません。
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めちゃくちゃわかるよ!印象派
出版社:ダイヤモンド
著者: 山田五郎
ISBN-13:978-4478116852
山田五郎という方をYoutubeやテレビでご存知の方は多いかもしれません……!
本書では印象派の成り立ちから終わりまでに関連する画家を紹介しており、難しい単語が並ぶことはなく、内容も簡潔で会話形式で進むのが非常に読みやすいので気楽に読むことができます。
美術の秋と読書の秋が掛け合わさり非常にアーティスティックな気分にさせてくれます。
印象派について触れるきっかけとしては申し分ない書籍です!
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20代で得た知見
出版社:KADOKAWA
著者: F
ISBN-13:978-4046047991
いま私が持っているものは、私の遺品になり得る(p70)
Xでも度々バズり、20代女性に圧倒的な共感を得ているこちらの書籍。
内容的にはポエムという部類に入ると思うのですが、その感性豊かな一文が刺さると話題です!
恋愛、結婚、日常、別れ……など様々な視点からの一文は時に気づかされるものもあるかもしれません。
一日の終わりに読む何気ない一文であなたの感性を広げてみませんか?
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愛するということ
出版社:紀伊國屋書店
著者: エーリッヒ・フロム
ISBN-13:978-4314011778
精神分析研究家のフロムによる世界的にもベストセラーになっている名著です。
愛を学ぶということから始まり、愛というものについて詳細に、極めて理性的に書かれています。そのため小難しく感じる方もいるかもしれません。
しかし、愛について考えることは自分自身に向き合うことでもあるので、たまにはそういった時間も必要なのではないかと思います。
今一度じっくり自分と見つめあう時間を作ってみてはいかがでしょうか?
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今回は、秋のおすすめ書籍を5冊ご紹介しました。
ほんの一瞬で過ぎ去る秋だからこそ、この季節にしか味わえない静かな時間に浸るのも魅力です。
この秋、心の奥底に響く一冊を見つけて、思索の秋を満喫してみるのはいかがですか?