美術館巡り

【#美術館巡り】7月〜8月開催の美術館・ギャラリーの展示情報

7月からはついに夏休みシーズン到来!

ですが…!暑すぎる……!

ということで、涼しい室内でのアートめぐりはいかがでしょう。

この夏、東京都内でおすすめの展示をエリア別にまとめてみましたので、

休日アート巡りの参考にしてみてください!

ザ・王道!上野周辺エリア

これぞ王道!上野周辺はトーハクこと東京国立博物館や、

最近話題になる展覧会が多い東京都美術館などがあるエリアです。

このエリアの魅力は上野公園周辺にたくさんのアート施設が集まっていて回りやすいこと。

ただ、展示規模が大きい施設が多いので組み合わせに注意!

周辺の上野動物園や上野東照宮など公園内散策と組み合わせるのもおすすめです。

【おすすめ展示】

東京都美術館 特別展  デ・キリコ展

▶︎開催期間:2024年4月27日(土)~8月29日(木)

20世紀を代表する巨匠の一人、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。
彼が1910年頃から描き始めた「形而上絵画」(幻想的な風景や静物によって非日常的な世界を表現する絵画)は、数多くの芸術家や国際的な芸術運動に大きな影響を与えました。
本展では、デ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの作品を余すところなく紹介。デ・キリコが描いた世界をたどる、日本では10年ぶりの大規模な個展となります。

公式サイト:https://dechirico.exhibit.jp/
※展示情報は公式サイトより引用しております。
東京国立博物館(表慶館) カルティエと日本 半世紀のあゆみ
「結 MUSUBI」展 ― 美と芸術をめぐる対話


▶︎開催期間:2024年6月12日(水)~7月28日(日)

東京国立博物館とカルティエは、「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を開催いたします。
カルティエが日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し、メゾンと日本を結ぶさまざまなストーリーを紹介するこの展覧会は、左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解きます。

公式サイト:https://www.tnm.jp/
※展示情報は公式サイトより引用しております。

【追加で巡れる!おすすめの周辺施設】

子どもから大人まで楽しめる!
国立国会図書館 国際子ども図書館

建築好きは、旧帝国図書館の建造物を利用した正面玄関のレンガ棟からワクワクできるはず。
中に入ると素敵な建築にうっとりしながら展示やたくさんの児童書を楽しめます。

無料で入場でき、中にカフェや休憩室も併設されているので
他の施設の展覧会と一緒に巡るのにおすすめです。

公式サイト:https://www.kodomo.go.jp/
建築・音楽好きにおすすめ!
旧東京音楽学校奏楽堂

こちらも建築好きおすすめ!東京音楽学校として明治期に建てられた歴史ある建物の中で、
音楽にまつわる資料や、平日はミニコンサートなども楽しめます。

入場料金は一般300円ですが、ぐるっとパスを利用すると無料で入場できます。
(※2024年7月時点)

公式サイト:https://www.taitogeibun.net/sougakudou/

シン・アートエリア!六本木周辺エリア

2000年代以降に完成したアートスポットが集まる六本木周辺エリア。

こちらも徒歩で簡単に巡れるエリア内に様々な施設があるおすすめスポットです。

東京ミッドタウンや六本木ヒルズ周辺ではアート感度高めなイベントもよく開催されているので、

メインで観たい企画展と合わせて巡るのもおすすめです。

【おすすめ展示】

21_21 DESIGN SIGHT 企画展 未来のかけら: 科学とデザインの実験室

▶︎開催期間:2024年3月29日(金)~9月8日(日)

21_21 DESIGN SIGHTでは、2024年3月29日より企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」を開催します。展覧会ディレクターには、幅広い工業製品のデザインや、先端技術を具現化するプロトタイプの研究を行うデザインエンジニアの山中俊治を迎えます。
本展では、山中が大学の研究室でさまざまな人々と協働し生み出してきたプロトタイプやロボット、その原点である山中のスケッチを紹介するとともに、専門領域が異なる7組のデザイナー・クリエイターと科学者・技術者のコラボレーションによる多彩な作品を展示します。最先端技術や研究における先駆的な眼差しとデザインが出合うことで芽生えた、未来のかけらたちを紹介します。

公式サイト:https://www.2121designsight.jp/
※展示情報は公式サイトより引用しております。
国立新美術館 田名網敬一 記憶の冒険

▶︎開催期間:2024年8月7日(水)~11月11日(月)

近年、急速に再評価が進む日本人アーティスト、田名網敬一。武蔵野美術大学在学中にデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、1975年には日本版月刊『PLAYBOY』の初代アートディレクターを務めるなど、雑誌や広告を主な舞台に日本のアンダーグラウンドなアートシーンを牽引してきました。その一方で、1960年代よりデザイナーとして培った方法論、技術を駆使し、現在に至るまで絵画、コラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなど、ジャンルや既存のルールに捉われることなく精力的に制作を続け、美術史の文脈にとって重要な爪痕を残してきました。 本展は、現代的アーティスト像のロールモデルとも呼べる田名網の60年以上にわたる創作活動に、初公開の最新作を含む膨大な作品数で迫る、初の大規模回顧展です。

公式サイト:https://www.nact.jp/
※展示情報は公式サイトより引用しております。

【追加で巡れる!おすすめの周辺施設】

東京ミッドタウン内で楽しめる!
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3&
デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)&フジフイルム スクエア(ミッドタウン・ウェスト 1F)

21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3デザインハブではデザイン感度高めな展示が、
フジフイルム スクエアでは写真家さんの個展や古いカメラなどの展示が行われており、
どの展示も短い時間で鑑賞できるのでついで巡りにおすすめです。

公式サイト:https://www.tokyo-midtown.com/jp/
これから活躍しそうなアーティストさんを見つける!
六本木ヒルズ A/D ギャラリー&小山登美夫ギャラリー

六本木ヒルズ内の六本木ヒルズ A/D ギャラリーと、その徒歩圏内にある小山登美夫ギャラリー
これから活躍しそうな若手アーティストさんの作品をよく展示されているギャラリーです。
六本木ヒルズ A/D ギャラリーの横には、アートグッズやデザイン雑貨などが販売されている森美術館ショップもあるのでこちらもおすすめ。

公式サイト(A/Dギャラリー):https://art-view.roppongihills.com/jp/shop/
公式サイト(小山登美夫ギャラリー):http://tomiokoyamagallery.com/

カフェ巡りやお買いものと一緒に!渋谷〜目黒周辺エリア

最後は、渋谷から目黒周辺エリアでご紹介。

庭園美術館と松濤美術館は建築も素敵なので建築好きにもおすすめ!

今年は大正ロマン・昭和モダンが好きな方におすすめの展示が開催されます。

こちらは先に紹介した2つのエリアのように密集していないので、電車やバスを活用して巡ってみてください!

【おすすめ展示】

東京都庭園美術館 生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界

▶︎開催期間:2024年6月1日(土)~8月25日(日)

本展は、生誕140年を記念して、最新の研究に基づく新たな視点からその生涯をたどります。
このたび発見された大正中期の名画《アマリリス》、滞米中に描かれた貴重な油彩画《西海岸の裸婦》、そして夢二を看取った友人に遺したスケッチ帖や素描など、初公開資料を含む約180点の作品を夢二郷土美術館コレクションを中心にご紹介します。

世の中のさまざまな価値観が劇的に変化しつつあった20世紀前半、時代の立役者となった竹久夢二の魅力を存分にご堪能ください。

公式サイト:https://www.teien-art-museum.ne.jp/
※展示情報は公式サイトより引用しております。
渋谷区立松濤美術館 111年目の中原淳一

▶︎開催期間:2024年6月29日(水)~9月1日(日)

イラストレーション、雑誌編集、ファッションデザイン、インテリアデザインなどマルチクリエイターと呼ぶべき多彩な活動で知られる中原淳一(1913-1983)。
中原の生誕111年目を記念し開催される本展では、こうした数々の雑誌に掲載された挿絵や表紙の原画をはじめ、デザインした衣服、アーティストとして制作した絵画や人形など、中原の仕事の全貌に迫ります。「再び人々が夢と希望を持って、美しい暮らしを志せる本をつくりたい」という想いのもと、中原が生み出したこれらのクリエイションの数々を通じて、今もなお色褪せることのない魅力を紹介します。

公式サイト:https://shoto-museum.jp/
※展示情報は公式サイトより引用しております。

【追加で巡れる!おすすめの周辺施設】

カフェ併設&展示ごとに発売されるオリジナルグッズもおしゃれ!
Lurf MUSEUM

代官山駅から歩いて3分
2Fにメインの展示エリアがあります。1Fには展示を楽しみながら飲食できるカフェスペースがあり、
併設されたミュージアムショップでは個展に合わせておしゃれなオリジナル商品が販売されるのも魅力的。

公式サイト:https://lurfmuseum.art/
ショップとギャラリーが併設されたキギプロデュースのお店!
OFS.TOKYO

池尻大橋駅から歩いて5分
白金にあった「OUR FAVOURITE SHOP」が移転し2023年にオープンしました。
キギがクリエイションを手がける、KIKOFやD-BROSなどのアイテムや独自のセレクトアイテムが購入できるショップとギャラリーが併設されており、ギャラリーでは展示ごとに様々なイベントが企画されるのも魅力です。


公式サイト:https://lurfmuseum.art/
///designer/// |写真|デザイン|純喫茶|アート|近代建築|レトロ| オールドレンズ愛好家。美術館や純喫茶巡り、昭和のおもかげ探しがライフワーク。
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